社長コラム
「動機善なりや 私心なかりしか」
小川 彩奈
株式会社オリバー 代表取締役社長
これは、京セラ株式会社創業者の稲盛和夫氏の言葉です。何かに取り組むとき、その動機が誰から見ても普遍的に良き動機であり、そこに利己的、自己中心的な考え方や私心がないかを問いなさい という教えです。会社はもとより個人の成長のためにも重要な考え方だと理解しています。
また、オリバーには「絆業」という考え方があります。「お客様の問題や課題解決が当社の使命であり業務である。お客様の期待にお応えし三代に渡る信頼関係を築いていく」そのような考えに基づき業務に取り組むことを「絆業」と定めています。日々の業務を行う上で大小様々な判断を積み重ねることになりますが、その規範となりオリバーの風土として育ててきた考え方です。
どちらの言葉も、社会に求められてこそ企業の存在価値があるという、企業活動の原点だと思います。動機が善であり私心なく、お客様と地域社会のために一生懸命に取り組むことで、この絆業を実現することができると考え、私自身もこの教えを大切にしており、全社員にも大切にしてもらいたいと思っています。
(2025年4月)