社長コラム

「道路清掃」

小川 彩奈
株式会社オリバー 代表取締役社長

オリバーでは、毎朝営業開始前に各店舗や事務所の周囲を清掃させていただいています。
時間にするとわずか10分ほどですが、毎日継続するとゴミがなくなり、長期休暇などで清掃ができない日が続くと、ゴミが増えることに気が付きます。

当社が道路清掃を始めたのは創業時で、会長が破れ窓理論に共感したことからスタートしています。
破れ窓理論とは、1枚の割れた窓ガラスを放置していると、次第に他の窓ガラスも割られ、やがて街全体が荒廃してしまうという理論です。1994年にニューヨークで当時のジュリアーニ市長がこの理論を踏まえて街の美化に取り組んだことで広く知られるようになりました。

私たちは、道路清掃を一過性のことではなく継続することに意義があると確信し40年以上取り組んでいます。決して華やかでも大きなことでもありませんが、時に通行人の方からお手伝いの申し出をいただくこともあり、街をきれいにしようという取り組みが、少しでも街の価値を上げることに貢献できたらという思いで、社員一同、誇りを持って日々取り組んでおります。

(2025年6月)

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